北総鉄道創立50周年

2023年3月12日

今年で創立50周年!

今年(2022年)の5月10日に地元を走る北総鉄道が創立50周年を迎えた。
時を遡るほど1972年、この年の5月10日に北総鉄道(設立当初は北総開発鉄道)が創立され、その7年後になる1979年の3月に最初の開業区間である小室~北初富間が開業した。
当初から新京成電鉄と乗り入れており、新京成の車両も北総線へ頻繁に乗り入れていた。

新京成乗り入れの話はnoteにて取り上げているので、そちらを参考されたい。

現在は2010年に開業した「成田スカイアクセス線」を構成する路線へと進化し、成田空港への足としても活かされている。
スカイライナーも当路線経由へと変更され上野~成田空港間を約42分で結ぶようになった。

創立50周年を迎えた2022年の北総鉄道。早速ではあるがこの様なイベントが行われている。

創立50周年ヘッドマーク

創立50周年を迎えた2022年5月10日から7500形7502編成に掲出。
デザインはかつて運転されていた7000形と7500形が描かれている。掲出は2023年3月31日までの予定。

ヘッドマークのアップ。

 

保存されている7000形の公開

長らく西白井保守基地にて保存されヴェールに包まれていた7000形が50周年に合わせて公開された。
保存展示されているのは7002編成の印旛日本医大方先頭車である7001号車。夜間ではライトアップも行われているようだ(ライトアップは2022年12月25日まで)。

2007年3月25日に行われたさよなら運転の時のヘッドマーク。当時京成高砂方の先頭車(7004号車)に掲出されたものである。
少し前までは7003号車側のヘッドマークも掲出されたようだ。

(参考)7000形さよなら運転時{松飛台にて撮影}

列番と行先。「89N 臨時 蒲田行き」を表示。
7500形や9100形などLED表示の車両も京急蒲田行きの表示は当初「蒲田」だったが、ROM変更に伴い現在は「京急蒲田」表示に変わっている。

 

これからの展開

創立50周年を迎えた北総鉄道。今年の10月には運賃改定が行われ初乗り運賃が210円から190円に値下げする。
他の鉄道会社が某プロパガンダの影響を喰らって運賃を値上げする中、唯一値下げを行う鉄道会社と言っても良いだろう。

51年目を迎えた北総鉄道。これからも地元の足として活躍を続けて貰いたい。