【撮影レビュー】EOS R6(ワンショット編)

2023年3月12日

先日購入したEOS R6、早速ですが試験撮影を兼ねた撮影レビューを。
使用レンズは全てRF24-105mm F4 L IS USM、RAW現像はAdobe Photoshop Lightroom Classicを用いています。

今回は「ワンショット編」として、花と停車中の鉄道車両(夜間)を取り上げます。

スナップ(花)

まずはスナップとして彼岸花を。
最初にJPEG撮って出しのものですが、2010万画素と低めながら解像感はバッチリ。フルサイズセンサーと最新映像エンジン(DIGIC X)のおかげと言っても良いでしょう。
APS-C機・マイクロフォーサーズ機・1型センサー機だと2010万画素でもここまで解像して来ません。相手がローパスフィルターレスだと良い勝負かな?

こちらはRAWから現像したもの。彩度を強めにしています。

夜間スナップ(鉄道)

新鎌ヶ谷駅にて停車中の車両(都営5300形)を撮影。手ブレ補正チェックを兼ねてシャッタースピード(以下SSと略す)を1/15、ISO感度を800に抑えて撮影。
まずはJPEG撮って出し。通常ですとISO感度を1600に上げるので、800の場合車輪は黒つぶれが発生します。
SSが1/15ですと、普通の手持ちでは手ブレ補正があっても手ブレが起こしやすくなるギリギリのライン。それでも何とか持ちこたえています。
最大8段分のレンズ・ボディ内協調手ブレ補正の強さが伺えますね。

上の写真のRAW現像版。夜間はJPEG撮って出しよりもRAW現像の方がよりリアルさを増します。

ヘッドマーク付きのアクセス特急が来たのでこちらも一緒に。
まずはJPEG撮って出し。

こちらがRAWから現像したもの。

 

撮影の感想

画素数はRより抑えられているものの、解像感は3030万画素のRや2620万画素のRPと肩を並べるかそれよりも上を行くぐらい。一眼レフ機ですとEOS 6D Mark II辺りになるかと思いますが、夜間撮影となると画素数が高い6D Mark II・RPより上を行っていました。私の体感では2400~2800万画素程度と言えるレベルではないでしょうか。
あとは手ブレ補正が強力である点。SS8段分の手ブレ補正は意外と役に立つものと感じました。他のレビューを見ると8秒ぐらいまで手持ち撮影をしているものもありますが、私の場合は1/8までが限界かと思いますね。それ以下だと三脚が欲しい。
手ブレ補正に関しては固定しておく場所によっては若干異なるので、一概に8秒までとは言い難いかも知れません。

動きものについてはまた後日。