3600形リバイバルカラー化

2023年3月12日

2020年8月より3600形1本が初期塗装へ。

3100形導入や3050形の運転系統変更で次々籍を外す中、2本残っている3600形のうち6両編成で残ったのがこの3688編成。
その車両は現在、登場当初の姿に戻した「リバイバルカラー」として運転中。

この車両が登場したのは1982年のこと。当初は線内のみであり、後の1987年より地下鉄直通運用にも従事するようになった。
塗装が赤・青に変わったのは90年代に入ってからのことである。

約27年弱この塗装を貫いていたが、3100形導入に伴う3050形の運用系統変更に伴い、8両編成は次々姿を消してしまった。
今現在残っているのはVVVF車3668編成とチョッパ制御車3688編成の2本のみである。

側面もリバイバル化に合わせ全てファイヤーオレンジに変更。80年代初頭辺りに活動していた鉄道ファンだったらさぞ喜ぶことだろう。

6両編成と言うこともあり通常は本線・千葉線普通運用のみだが、2020年9月と10月に臨時列車として成田スカイアクセス線への入線を果たしている。(※)
先は長くないだろうと思うが、今後の活躍に期待したい。

撮影場所:京成本線京成上野駅(1枚目・3枚目)、京成本線京成高砂駅(2枚目・2009年11月2日撮影)
撮影機材:Canon PowerShot G5 X(1枚目・3枚目)、FUJIFILM FinePix HS10(2枚目)

※臨時列車として使用される前の2020年8月17日に成田スカイアクセス線にて試運転が行われた。