スナップ用単焦点導入

2023年3月12日

EOS Kiss Mを使っていて、どうもM6 Mark IIと性能の差が出てしまい1ヶ月足らずですが急遽売却することに。
その代わりに、新しい戦力を導入!

EF-S35mm F2.8 マクロ IS STMEF35mm F2 IS USM
両方とも単焦点で同じ焦点距離(35mm)のレンズ。違いは大きさと用途、そして取り付けたときの焦点距離ぐらい。

それでは2つのレンズをご紹介。

EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM

キヤノンのAPS-C用等倍マクロレンズ。EF-Sレンズで唯一だった「EF-S60mm F2.8 マクロ USM」に次ぐマクロレンズ。
EF-Mレンズの「EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM」で採用されたマクロライトをEF-Sレンズとして初めて搭載。
35mm版換算で56mm相当の焦点距離となるため、標準域には近いもののやや望遠寄り。1度売却しているため今回が2代目となる。新品購入。

上記の通り新品で購入したため、箱入りです(当たり前だけど)

レンズ本体。単焦点なので非常にコンパクト。

EOS 90Dに取り付け。レンズ自体が小さいので普段大きく見える中級機でもこぢんまりした感じに(笑)
レンズ周りにある白い線、これがマクロライトになります。

 

レンズフード(ES-27)を取り付けたときのもの。
藤壺形のフード(ねじ込み式)で、マクロライトを覆うような感じになります。マクロライトを使用しない時はこれでもOKですね。

 

EOS M6 Mark IIに取り付け(マウントアダプター EF-EOS M使用)。
EF-Sレンズかつマウントアダプターを介するのでどうしても「頭でっかち」になってしまう印象だが、大きめな分EF-Mレンズより持ちやすいのではないだろうか。
EF-Mレンズにもマクロレンズ(EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM)があるので、携帯性や機動性を重視する方はそちらをおすすめしたい。

上記のフード取り付け版。

 

EF35mm F2 IS USM

キヤノンのフルサイズ対応広角単焦点レンズ。手ブレ補正機構を省略することが多い単焦点レンズの中では珍しく手ブレ補正機構を搭載している。
EF50mm F1.8 STMには及ばないが開放F値が2のため、夜間撮影やボケを生かした撮影に強い。DCモーターで駆動する通称「ジーコレンズ」の1つ、「EF35mm F2」の後継機種。
キヤノンの単焦点レンズの場合「EF50mm F1.8 STM」が非常に有名かつ人気があるため、こちらのレンズは今ひとつ影が薄いイメージ。高価だからと言うのもあるのだろうか。

今回は良品クラスの中古品を購入。それでも外観は綺麗さを保っている。
レンズ自体はフルサイズ対応と言うこともあり、Lレンズから比べると大したことはないものの単焦点レンズとしては大きめである。

フードは専用の花形フード(EW-72)を使用。新品でも最初からフードが標準装備されている。

EOS 90Dに取り付け。
APS-C機では大きめのボディなので、非常によく似合いますね。APS-C機に取り付けると35mm版換算で56mm相当のレンズに早変わり。
フルサイズでは標準域の「EF50mm F1.8 STM」を取り付けた場合、APS-Cでは中望遠になるため標準域に近い30mm~35mmが丁度良い画角となる。

フードを取り付けたときのもの。フードのあるなしで存在感が違いますな。
フルサイズに限らずAPS-Cの一眼レフのスナップ用としても最適でしょう。

 

EOS M6 Mark IIに取り付け(マウントアダプター EF-EOS M使用)。
かなりの頭でっかちになりますね。これだったらEF-S35mmの方が良さそう。

フードを取り付けたときのもの。更に頭でっかちになったような・・・。
一応試し撮りしましたが、AF機構が旧タイプのせいかAF時に迷いが見られました(笑)(※)

 

今回紹介した2つのレンズ。今後試験撮影を経て本番に投入したいと思います。

※その後、EOS R+コントロールリングマウントアダプターEF-EOS Rで試しに取り付けてみましたが、こちらはAFの迷い等は見当たりませんでした。