EOS R導入から3週間―使って見た感想と今後導入予定のレンズについて

2023年3月12日

我がメイン機、EOS R導入から3週間が経ちました。
今回はここまで使って見た感想とこれから導入したいと思っているレンズについてご紹介いたします!

 

EOS Rを使って見た感想

結論から申し上げると、「使いやすいカメラ」であることは間違いないです。
懸念していたモードダイヤルに関して、慣れてしまえば通常の一眼レフ機と同じぐらいの感覚で操作出来るので、モードダイヤル操作のあるコンデジや一眼レフに慣れている方は難なくこなせると思います。
EOS Rを初の一眼カメラとして扱う方は最初戸惑ってしまうかもしれませんが、操作方を覚えていけば何てことありません。

次に使いやすい点としては「軽さ」でしょうか。
フルサイズ機は大型一眼レフのEOS-1D X Mark IIやEOS 5D Mark IVになってくるとかなり重たくなるもの。
しかし、このEOS Rはミラーレス機でありながら本体の重さは660gと軽め。メイン機2の80D(APS-C)でさえ730gあるのでこの差は大きいと言えます。
同時購入したRF24-105mm F4L IS USMも700gと軽いので、RF24-105mmを取り付けた状態でEOS Rを肩にかけても肩が重い・・・なんてことはありませんでした。

3つ目は丁度良い大きさでしょうか。
EOS M5ですと構えることは可能ですがボディが小さいのでグリップに手をかけても指が余ってしまう・・・ことがよくありました。
このEOS Rはグリップが深いので指が余ると言う事もなく、しっかりとした構えで撮影出来ます。

4つ目はサブ液晶。
EOSの中級機を使っている私にとって一番良いと思える機能を搭載してくれたおかげで、いちいち画面を見なくてもシャッタースピードや絞りの操作が出来るようになりました!

5つ目はクロップ機能。
今までのフルサイズ機(※1)にはなかった1.6倍クロップ機能を搭載してくれたので、望遠が必要な時でも楽になりましたね。

ただ、1つ残念な点は「レンズ内手ブレ補正」が撮影待機時でもOFFにならないこと。
キヤノンの一眼レフは撮影待機時でもレンズ内手ブレ補正は常にOFFの状態(※2)ですが、EOS Rに関しては常時手ブレ補正がONになってしまうので、この点は改善してほしいなと思いました。
その為なのか、電池持ちが一眼レフ機と比べるとやや持ちにくい印象を受けました。

 

今後は

今後はこちらのカメラを長く使う予定です。
EOS 80Dの代わりにフルサイズ機のEOS 5D Mark IVを入れる予定ではありましたが、EOS 5D Mark IVが予想以上に高価であることと、重さを考慮して80Dの後継機であるAPS-C機の一眼レフに絞りたいこと、更に2台持ちに関してはフルサイズ2台よりフルサイズとAPS-Cの2台がベストと考え、5D Mark IVの導入は見送ることにしました。
RFマウント機でRより上の機種が登場すればそちらへの導入も考えています。

 

今後導入予定のレンズについて

現在所有しているレンズは以下の通り。

・EF16-35mm F4L IS USM
・EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM
・EF24-70mm F4L IS USM
・RF24-105mm F4L IS USM
・EF70-200mm F4L IS USM
・EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
・SP 150-600mm F5-6.3 Di VC USD G2

以上の7本を所有していますが、このうち焦点距離が被っているものとして、
・EF24-70mm F4L IS USM
・EF70-200mm F4L IS USM
・EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM

の3本が該当します。

3本のうち、EF-S18-135mmについてはEOS 80Dで使っていると言う事もあるので今後も継続使用予定。
・・・とすると残った2つ(24-70mm、70-200mm)を売却する方向で決めています。

この2本を置き換えるレンズとして以下を候補に挙げています。
・100-400mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
・70mm F2.8 DG MACRO Art

いずれもシグマ製のレンズを選択しました。
シグマ製にした理由は「キヤノンの一眼カメラへのレンズ補正が可能」(※3)であることです。最新のレンズは全て初めから設定されていますのでEOS Rでも安心して使えることは間違いないでしょう。

まず、100-400mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporaryを挙げた理由は、RF24-105mmが24mmから105mmをカバーするレンズであるため、望遠側を強化するには70-300mmではなく100mmスタートが丁度良いと選択したためです。
競合するレンズとしてタムロンの100-400mm F4.5-6.3 Di VC USDがありますが、EOS Rに対応しているのか微妙なところであるため、シグマ製のレンズにしました。

2番目の70mm F2.8 DG MACRO Artは個人的に気になっているレンズ。「カミソリマクロ」で親しまれているレンズです。
開放のF2.8でもカリカリシャープな絵を出してくれることと、現有のEF24-70mmのマクロ機能が0.7倍までしか対応していないこと、更にRF35mm F1.8ではハーフマクロ(0.5倍)までしか対応していない為、ここは等倍マクロがベストと考えた次第です。
競合するレンズとしてはキヤノン純正のEF100mm F2.8L マクロ IS USMとタムロンのSP 90mm F2.8 Di MACRO 1:1 VC USD。
両方とも写りの良いマクロレンズですが、キヤノン純正は高価なので却下。タムロンのSP 90mmはシグマより若干値段が高めです。特にタムロンの90mmは「タムキュー」と呼ばれるほど有名なレンズで、手ブレ補正が搭載されています(シグマのカミソリマクロには手ブレ補正がない)。

さて導入するレンズはどうなるのか? その模様は当HPで紹介します!

 

※1:EOS 5Ds、EOS 5DsRにはクロップ機能を搭載(1.3倍、1.6倍)。
※2:一眼レフ機でもライブビューや動画撮影の場合は常時ONになる。
※3:Contemporaryライン・Artライン・Sportsラインのレンズにて対応。従来非対応だった機種でもファームウェアの更新(SIGMA USB DOCK使用)で使用可能になる。このラインに該当していない機種は対応不可。