EFレンズ用マウントアダプター導入
マイクロフォーサーズ機にEFレンズを取り付けられるアダプターを購入!
中国・VILTROX(ビルトロクス)製のEF-M1。
マイクロフォーサーズに取り付けることが出来るマウントアダプターはこの他に同じ中国のKIPON(キポン)やアメリカのMETABONES(メタボーンズ)が有名なのですが、今回はVILTROXを選びました。
一度Commlite(コムライト)のマウントアダプターを入れたことがあるものの、所持レンズが全く動かず返品したので、今回が2度目の導入。
EFレンズだけでなくEF-Sレンズも使用可能です。
箱の中身はご覧の通り。
アダプターの右側にある出っ張りはファームウェアを更新する為のUSB接続端子。
三脚用の台が備わっているのでしっかり自立します。
では早速取り付けて見ましょう♪
EF 24-70mm F4L IS USMを取り付け。
フルサイズ用なのでMFT用のレンズから比べるとかなり大きくなりますが、花形フードを取り付けると非常にカッコいいじゃないですか。
35mm判換算の焦点距離は48~140mm。標準域~中望遠域までのレンズに変身。
EF 70-200mm F4L IS USMを取り付け。
かなり長めのカメラになってしまうものの、このレンズ自体が軽量設計なので実際に持ってみても重く感じません。
35mm判換算の焦点距離は140~400mm。LUMIXの35-100mm F2.8で望遠が足りない方には良いかも。
EF 100-400mm F4.5-5.6L IS II USMを取り付け。
レンズ自体で約1.5kgあるので、GX8では若干きつい。これだったらG8やGH5などの一眼レフスタイルのボディにするかライカの100-400mmを取り付けた方がまだ似合う。
35mm判換算の焦点距離は200~800mm。ライカの100-400mmと同等だが、レンズはこちらの方が値段が高めなので、軽さを重視するならライカの100-400mmがおすすめ。
使えるかどうか試した結果はこちら。
レンズ | AFS | AFC | MF | 備考 |
EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM | △ | △ | ○ | AF不安定 絞りは可変するが、値が動かない |
EF 24-70mm F4L IS USM | ○ | △ | ○ | |
EF 70-200mm F4L IS USM | ○ | △ | ○ | |
EF 100-400mm F4.5-5.6L IS II USM | ○ | △ | ○ | 絞りは可変するが、値が動かない。 ファームウェアVer2.3にすると動作不可 |
SP 150-600mm F5-6.3 Di VC USD G2 | × | × | × | レンズエラーで動作不可 |
結果としてはタムロン150-600mmを除いてほぼ使用可能と言うことが分かりました。
Commliteの場合は使用不可のレンズが多かっただけあり、今回の結果には満足しています。
ちなみにEF-S 18-135mmのAF不安定についてもう少しかみ砕くと、1回シャッター半押しすると合焦するものの、もう1度押すと合焦しなくなります。この繰り返しがあるのでAFSとAFCの結果をあえて「△」にしました。なお、AFのスピードは速かったのでEOS Mシリーズよりも「ナノUSM」の恩恵は受けられます。
また、LレンズのAFCを「△」にしたのは距離計目盛がガタガタ音を立てて耳障りになる為です。
個人的にSP 150-600mm G2が使えないのは大変な痛手なので、ファームウェアのリリースに期待したいところ。
(従来版は対応レンズに入っていたので大丈夫そうですが)
【追記】
GX7 Mark IIに取り付けた時の動作確認はこちら。(Ver3.0)
レンズ | AFS | AFC | MF | 備考 |
EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM | ○ | △ | ○ | ファームウェアVer3.0になって動作は良好になったが、AFは依然不安定 |
EF 24-70mm F4L IS USM | ○ | △ | ○ | 撮影可能だが、撮影結果が表示されない |
EF 70-200mm F4L IS USM | ○ | △ | ○ | 撮影可能だが、撮影結果が表示されない |
EF 100-400mm F4.5-5.6L IS II USM | ○ | △ | ○ | 望遠端にするとAFが遅くなる |
SP 150-600mm F5-6.3 Di VC USD G2 | × | × | × | レンズエラーで動作不可 |
EF 24-70mm F4LとEF 70-200mm F4Lでは、シャッターボタンを押すと撮影結果が表示されず一瞬だけMF表記となる不具合はあるものの、撮影は出来ていました。
この中でまともに動いていたのはEF 100-400mmのみ。SP 150-600mmは相変わらずレンズエラーで使用出来ませんでした。
【更に追記】
G8に取り付けた時の動作確認はこちら。(Ver3.1)
レンズ | AFS | AFC | MF | 備考 |
EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM | ○ | △ | ○ | 望遠端にするとAF不安定 |
EF 24-70mm F4L IS USM | ○ | △ | ○ | 撮影可能 |
EF 70-200mm F4L IS USM | ○ | △ | ○ | 撮影可能 |
EF 100-400mm F4.5-5.6L IS II USM | ○ | △ | ○ | 撮影可能 望遠端にするとAFが遅くなる |
SP 150-600mm F5-6.3 Di VC USD G2 | ○ | △ | ○ | 撮影可能 Ver3.0まではレンズエラーとなり動作不可 |
VILTROXからVer3.1のファームウェアが公開されたので早速更新。
今まで不具合が起きていたレンズも問題なく撮影可能になりました!
特にSP 150-600mm G2は今までレンズエラーで撮影不可となっていましたが、ファーム更新で撮影可能に! これで1200mm相当の超望遠撮影が出来るようになりました。
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