続々と更新される新1000形

2023年3月12日

1001編成に続き・・・。

3月に更新を終えて出場した新1000形1009編成。
更新車1本目である1001編成同様、ワイパーカバーには「けいきゅん」を掲出。

更新内容は1001編成とほぼ同様なものになるが、異なる点は制御機器。
1001編成は三菱電機製のフルSiC-VVVF(音は都営5500形と異なる)を搭載しているのに対し、こちらは2100形でも実績のある東洋電機製のIGBT-VVVFを搭載。
1001編成は乗り入れ先の誘導障害を懸念してか現在でも自社線内運用のみとなっており、これを解消するべく東洋電機製のものを搭載したものと思われる。

こちらは更新前の1009編成。
この時はシーメンス製のGTO-VVVFを搭載しており、「歌う電車」の一員を担っていた。

歌わなくなったとは言え、新たな「音」を得て再び乗り入れ先にも顔を見せるようになった1009編成。
アルミ車や1073~1113までのステンレス車も解禁となったアクセス特急運用にも入っているようで、今後の活躍に期待だ。

 

今回はもう1つ。

7月に出場した1025編成。
こちらは上で紹介した1009編成と異なり、一部のみ更新した「半更新車(更新車”風”)」となる。
半更新の場合、制御機器はそのままで出場するケースが多い中今回は制御機器も更新され、シーメンス製GTOから東洋電機製IGBTに変更。
既に半更新として運転されていた1017編成が今現在入場している為、「歌う電車」は1033編成を残すのみとなった。