EOS R5/R6 製品体験

2023年3月12日

先日発表のあった「EOS R5」と「EOS R6」、本日製品体験のため銀座のキヤノンデジタルハウスへ。

キヤノン公式サイトでは7/20までは抽選方式のため、当選された方のみ対応するとのことでしたが、本日の14~15時・銀座希望で選択したところ見事に当選!
と言うわけで率直な感想をここで述べたいと思います。

体験した機材

  • EOS R5 + RF24-105mm F4-7.1 IS STM
  • EOS R6 + RF24-105mm F4-7.1 IS STM
  • EOS R5 + RF600mm F11 IS STM
  • EOS R5 + RF800mm F11 IS STM

置いてあった機材はRF24-105mmの廉価版となるF4-7.1のSTM仕様でした。
(RF24-105mm F4 L IS USMかRF24-70mm F2.8 L IS USMだったらまだ良かったけどね)

操作してみた感想(EOS R5)

全体的にRから比べるとやや大きめ。モードダイヤルの操作性はRと変わらないが、素晴らしかったのはサブ電子ダイヤルとマルチコントローラー。
EOS 5D Mark IVなど一眼レフで慣れた身だと、ダイヤルをくるくる回す操作性が病み付きになる・・・。更にRには無かったマルチコントローラーもあるので嬉しい!
Rはマルチファンクションバーが採用されたが、サブ電子ダイヤルやマルチコントローラーに慣れている身としてはとても扱いづらかった。
連写性能はRより格段に上を行っている。特にサーボAFでも12コマ連写が出来るのは非常に良い事。鉄道や航空機撮影が捗りそう。
今回は静止画のみなので動画性能については確認しなかった。

操作してみた感想(EOS R6)

基本的なところはR5とほぼ同等レベルだったが、モードダイヤルがRPでも採用されている従来のタイプになっているところが良い点。
有効画素数を2010万画素に落とした代わり、高感度撮影が可能という点はR5より優れているだろうと思った。特に夜間撮影とか。
ボディが軽めな点がR5と比べて優位。

操作してみた感想(RF600mm F11 IS STM、RF800mm F11 IS STM)

まず驚いたのは超望遠レンズにも関わらず軽かった! R5に取り付けてみたがここまで軽いとは!
600mm以上の単焦点だとEFレンズの場合は3kg越えするものが多い中、1kg弱にまで抑えたのは非常に良い点。
しかし、F11と言う開放F値の影響からか室内ではAFの迷いがあった・・・。日中撮影のみだったら利点はあるだろう。
また、撮影時にレンズを伸ばす作業が発生する点が煩わしい。その煩わしさを容認出来れば良いレンズになるかも。

 

全体感想

R5/R6は動画や一部を除くと性能がほぼ同等なので、撮影者のニーズによって分かれそうなカメラと言えます。
動画性能を取るのであればR5になりますが、スチルであればR6でも良いのでは無いかと思いましたね。

Which?

私は最初「EOS R5」を希望していましたが、今回の体験の結果「EOS R6」にすることに決定!
決め手は以下の通り。

  • 高感度撮影
  • 機動性(ボディが軽め、モードダイヤルが素早く切り替えられる)

高価なR5よりもスチルに重点を置いたR6の方が相応しいと思いました。
静止画においてフルサイズは基本解像度が優れているので、4500万画素も要るのか?と言うことを考えると2010万画素でも丁度良いぐらいでは無いかと。
動画については、基本4Kや8Kの動画を撮ることが無い(殆どフルHDで済ましている)ため、そこに拘りが無ければR6でも十分でしょう。

・・・と言うわけでR6一本で行きたいと思います。
置き換え対象は・・・やはりEOS Rでしょうかね。RPは置き換え対象から外しています。

R6は8月下旬の発売になるので、導入は約1ヶ月後になりますね。
ではまた。