七語零黎チャンネル「EOS 9000D」補足

2023年3月12日

YouTube「七語零黎チャンネル」にて公開中の「EOS 9000D」について、以下の通り補足を追加いたします。

オールクロス45点AFであるが、レンズによってAFの測距点が変わる件

EOS 9000Dはオールクロス45点AFですが、レンズの組み合わせによって変化します。
動画で紹介したEF-S 18-55mm F4-5.6 IS STMは中央の15点がクロス測距(点灯)、残りの点が横線検出測距(点滅)になります。

測距パターンは全8グループ(A~Hまで)あり、キヤノンの公式HPにて以下の通り測距パターンが紹介されています。
・Aグループ:45点全点クロスAF、中央のみデュアルクロスAF
・Bグループ:45点全点クロスAFのみ
・Cグループ:45点測距可能であるが、内35点がクロスAFで両端の5点が横線検出
・Dグループ:45点測距可能であるが、中央15点のみクロスAFで両端の30点が横線検出
・Eグループ:35点測距可能であるが、中央15点のみクロスAFで両端の20点が横線検出
・Fグループ:35点測距可能であるが、中央9点のみクロスAF、中央の残りの点は縦線検出で両端の20点が横線検出
・Gグループ:27点測距可能であるが、中央9点のみクロスAF、両端の18点が横線検出
・Hグループ:中央1点のみクロスAF

 

EOSの海外名について

EOSエントリー機シリーズは、海外では別の名前で発売されています。
動画ではヨーロッパでの名称(3桁D)とアメリカでの名称(REBEL)を紹介しました。
動画では紹介していない箇所についてここでご紹介します。

・ヨーロッパでの3桁Dについて:小型の機種は100~200番台、大型の機種は300~700番台を付けている模様。中型に関しては3桁Dではなく4桁Dとなっている。なお、8000番台以降は使っていない。
・アメリカでのREBELについて:日本におけるKiss X7やX9に該当する機種はREBELの後に「SL*」を付けている。なお、Kiss X2桁に関しては「T*」、Kiss X1桁iの機種については「T*i」を付けている。なお、例外もありEOS 8000Dに関しては「REBEL T6s」を名乗っている。
・韓国ではEOS Kiss X70を「EOS Hi(イオス ハイ)」として発売。
(※「*」には数字が入ります。)

なお、2桁Dや1桁D、ミラーレス機についてはそのままの名称で使われています。